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「南京!南京!」上映会開催 /陸川監督来日!!

2011/07/17 00:42

 

一日限りの上映!!
「南京!南京!」上映会開催 /陸川監督来日!!

南京事件(1937年)から70周年となった2007年前後に、世界各地でこの事件をテーマとした大型の劇映画がいくつも製作されました。『ジョン・ラーベ』(独・仏・中)『アイリス・チャン』(カナダ)『チルドレン・オブ・フォアンシー』(豪・中・独)……。これらの作品は、いまだ日本において商業的に公開されたことがありません。サンセバスチャン国際映画祭(2009年)でゴールデン・シェル賞(最優秀作品賞)・審査員賞(最優秀撮影監督賞)を受賞するなど、国際的にも注目された陸川監督『南京!南京!』も、公開を望む声が多くあるにもかかわらず、日本では公開されないまま今日に至っています。
そこで私たちは、2009年に開催した上映会(南京事件にかかわる四つの映画作品を一挙上映)につづき、『南京!南京!』の上映実現に向けて動き始めました。紆余曲折はありましたが、ついに今年夏、上映が実現しました。この一日だけの上映です。
第一回目の上映後、陸川監督を招いてトークショーを開きます。
ぜひお見逃しのないよう!

*********************************************************************

【日時】
2011年8月21日(日)
第1回 12;30 上映、15:00 陸川監督トークショー
第2回 16:45 上映

【料金】
第1回上映(映画+トークショー) 前売り1500円・当日1800円
第2回上映(映画) 前売り1300円・当日1500円

【開催場所】
なかのZERO 小ホール(550席)
東京都中野区中野2-9-7 
[交通]JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分
http://www.nices.jp/access/zero.html

【チケット】  
電話予約カンフェティチケットセンター
0120-240-540(平日10:00~18:00)
インターネット予約(カンフェティの会員登録が必要になります)
http://jijitu.com/filmfestival2011/access
※インターネット又は電話にてご予約いただき、セブンイレブンでの発券となります。代金はチケット受け取りの際にセブンイレブンでお支払いいただきます。ご予約時に発行される払い込み番号をセブンイレブンのレジにて提示することで、チケットが発券されます。


【主催団体】
史実を守る映画祭実行委員会
映画祭HPアドレス:http://jijitu.com/filmfestival2011
E-mail: nankin-eigasai-owner@yahoogroups.jp

シネマトゥデイでも紹介されました↓
http://www.cinematoday.jp/page/N0033527
 

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「南京大屠殺紀念館写真撤去」報道の続報

2008/12/22 21:19

 


 南京大屠殺紀念館が信憑性の低い展示写真を撤去したと産経新聞が報じた事に関して、紀念館側が事実関係が違うと反論してた件について、紀念館側の主張の詳細がサーチナで報じられている。

 

 同記事によれば、南京大虐殺紀念館の朱成山館長の発言として、『産経が報じた3つの写真は、現在では「もともと展示していなかった」』と明言している。

 

 この点に関し、産経側は

  • 「信憑(しんぴょう)性が乏しいと指摘されていた写真3枚の展示を取りやめた」「中国が同館の展示について“是正”に応じた」(12月17日記事)
  • 「3枚の問題写真の撤去は…(日本政府の)外交努力の成果といえる。」(12月19日「主張」)
  • 「今回、中国が3枚の写真を撤去した…」(12月19日「主張」)

と書いたが、この記述が誤報であったことが、ますます明らかになった形となった。

 

 この様な事実関係について誤った記事を書いた産経新聞、文化部・牛田久美記者、そしてブログでこの誤報を追認した片山雅文編集長は、どの様な責任の取り方をするのか見ものである。

 

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1221&f=politics_1221_001.shtml 

南京虐殺記念館「問題の写真、日中で異なる見解ある」
2008/12/21(日) 13:23 

 20日付中国新聞社電によると、南京大屠殺紀念館(南京大虐殺記念館)の朱成山館長は同日、産経新聞が最近になり撤去したと報じた写真3枚について「もともと展示していなかった」と反論した。同館長は、問題の写真について日中で異なる見解があることを認めた。
 朱館長によると、3枚は戦争の背景を紹介する写真として使用したことはあるが、南京大虐殺そのものの展示で使ったことはない。「置き去りにされて泣く赤ん坊」の写真は上海南駅で撮影されたもので、展示会「上海で殺戮行為の日本軍、南京に向かう」で使ったことはある。
 中国では「日本軍に虐殺された幼児たち」と紹介され、産経新聞が「実際には匪賊に虐殺された朝鮮人の幼児」との説を紹介した写真は、十数年前に展示をやめたという。
 また、産経新聞が「実際には、南京攻略戦の前に撮影。農作業を終え、(日本軍)兵士に守られて帰宅する女性や子供」との説を紹介した写真は、1938年に当時の国民党政府が発表した「日寇暴行実録」が、「蘇州、江南一帯で、日本軍が現地の婦女子を凌辱(りょうじょく)する様子として紹介」と出典を明らかにした上で、戦争初期の当時でも、おびえる農民はそもそも田畑で作業をするどころではなく、「写真は基本的に農作業は行われていなかった冬の情景だ」と主張した。
 ただし、朱館長は同写真に対する産経新聞の説明に否定的な見解を述べる一方で、「このことは、双方の写真にたいする真偽(の見解)が大きく異なることを意味する」と付け加えた。中国で、「日本軍による残虐行為の証拠」といったん紹介された写真について、日本側の主張が紹介されることは珍しい。
 朱館長は、問題の写真3枚は日本の右翼学者が著し、草思社が2005年に出版した『南京事件「証拠写真」を検証する』でも取り上げられたと説明。「ただし、かなり前のことであり、日本のメディアが『最近になり撤去した』と報じたニュースソースは不明だ」と述べた。
(編集担当:如月隼人)

 

 


 

南京事件資料集

http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/

▼事実.COM

http://jijitu.com/

▼ノブの日記(友達リンク)

http://nobu51.della-nagoya.jp/

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【産経】南京大虐殺記念館が産経新聞に反発「写真撤去はない」(サーチナ)【捏造!?】

2008/12/20 22:18

 

 12月17日付の産経新聞において、南京大屠殺紀念館(中国南京市)で展示されていた3点の写真を巡り、「信憑(しんぴょう)性が乏しいと指摘されていた写真3枚の展示を取りやめた」とし、紀念館が展示内容の「是正」に応じた報道した。

 

 この報道に気をよくしたネトウヨ諸君は、喜び勇んで、このことをネット上で吹聴しまわっている。例えば、この「IZA!」の記事について30件のブログが書かれており、掲示板「2ちゃんねる」の関連スレッドでは同記事を貼り付けまわっている。

 

 ネットウヨ諸君は、紀念館側が「間違いを認めた」という点が痛快だったのだろう。この程度ではしゃぎまわっている点はまったく幼稚であり、彼らの精神年齢の低さを示す格好の事例とも言えるのではないだろうか。

 

 私などから見れば、紀念館が展示内容に科学的考証を加えているという宣伝と見ることも出来、世界遺産登録を目指すアピールとも受け取れるのだが…。

 

 ところが、この産経新聞の報道、どうやら具合が悪いことになってきたようだ。

 

<引用開始>
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1220&f=national_1220_002.shtml
南京大虐殺記念館が産経新聞に反発「写真撤去はない」 2008/12/20(土) 11:09 19日付

 中国新聞社電によると、南京大屠殺紀念館(南京大虐殺記念館)は同日、産経新聞に対する抗議の声明を発表した。産経新聞は、同記念館が信憑(しんぴょう)性が乏しいと指摘されていた写真3点の展示を取りやめたと報じていた。
 産経新聞は◆「連行される慰安婦」として紹介された写真は「南京攻略戦の前に撮影。兵士に守られて帰宅する女性や子供」の写真◆「日本兵に惨殺された幼児たち」は「匪賊に殺された朝鮮人幼児」◆「置き去りにされて泣く赤ん坊」は、「南京ではなく上海で撮影された写真」――と、それぞれの写真を初掲載時の解説などにもとづき紹介。いずれも信憑性に乏しかったと報じた。
 記念館は声明で、「2007年12月13日に新館が開業して以来、写真は1枚も変更していない。産経新聞は意図的に事実を歪曲(わいきょく)して、本記念館の名誉を傷つけた。厳重に抗議する!」などと、強く反発した。
(編集担当:如月隼人)
<引用終了>

 

 端的にいって産経新聞の誤報のようだ。この記事を書いたのは、文化部の牛田久美記者だという。

[産経新聞文化部 牛田久美記者]

 

 牛田記者の記事によれば、この情報源は「政府関係者の話」だということだが、どの程度の「関係者」なのかだろうか(笑)。本当かどうかも怪しいものだ。

 

 ネトウヨ程度の精神年齢の産経新聞であれば、この程度の内容で喜び勇み舞い上がって、裏取りもせずに記事してしまったということか。いい加減なソースを基にガセネタに飛びついたというのが真相ではないだろうか。

 

 悲しいのは、この記事で舞い上がったネトウヨ諸君だろう。
 さて、どんな言い訳で取り繕うことやら。
 彼らの言い訳を楽しめそうだ(笑)。

 


南京事件資料集

http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/

▼事実.COM

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【捏造】 『靖国』の刀匠・刈谷直治氏の本当の見解【有村(自民党)・産経新聞】

2008/04/25 14:00

 

 自民党・有村治子議員は、国会質問(参議院内閣委員会、3月27日)で以下のように質問をした。
キャストとして名前が挙がっている刈谷直治さんは、この映画で自らの映像が使われることを承諾しておられず、自らの映像が削除されることを希望されている』
 
 

 産経新聞4月11日の記事では『映画から削って…「靖国」出演の刀匠が明言』というタイトルで、
『 映画「靖国 YASUKUNI」に登場する高知市の刀匠、刈谷直治さん(90)が、作品から自分の映像を削除するよう求めている問題で、刈谷さんが11日、産経新聞の取材に応じ、「上映を了承したとは一言も言っていない。出演場面と名前を映画から削ってほしい」と話した。』
 と書いている。
 
 
 これらの話を素直に読むならば、刀匠の刈谷直治さんは、映画中で自分が撮影されている部分は削除して欲しいという希望を、一環して主張と理解できる。
 
 
 
 
 しかし、これら産経新聞・有村治子議員(自民党)が示す見解は、捏造されたものであることが判明した。
 
 
 

 4月21日号の『アエラ』(朝日新聞社)には、『「靖国」李監督120分インタビュー』として、映画『靖国 YASUKUNI』の監督、李纓氏のインタビュー記事が掲載されている。この記事の中には、監督のインタビューの他、問題となっている刀匠・刈谷夫妻のインタビューも載っている。この中では、刈谷直治氏本人とその妻にそれぞれインタビューを行っている。
 
 

【刈谷氏の妻の話】(以下、アエラ記事より引用)
| 改めて刈谷さん夫妻を訪れ話を聞くと、たしかに妻は、
| 「夫が作る美術刀剣の撮影かと思っていた。(作品を見た感想は
|夫と)全然違う。私は暴力や血がいやなので、この映画に主人の映
|像は使わないでほしいと監督さんたちに言ったことかあります。で
|も主人は、監督と助監督が作品を見せに来たときも、黙って最後ま
|で見ていました」
| と話す。
 
【刈谷直治氏の話】(以下、アエラ記事より引用)
|一方、口数の少ない刈谷さんは次のように答えた。
|――靖国神社に関する映画ヘの出演だと知っていましたか。
| 「知っていた」
|――作品を見て問題があると思いましたか。
| 「思ってないね」
|――監督に自身のシーンの削除を求めたことは?
| 「ない」
|――今後削除を要求しますか。
| 「いや」
 
 

 以上のように、刈谷直治氏と妻とでは、見解が大きく違うことが分かる。
 そして、刈谷直治氏の映像の削除を求めているのは妻であり、刈谷直治氏本人は、削除を求めていないということが判明した。
 
 
 
 以上のような経緯からすれば、産経新聞4月11日付記事や、自民党・有村治子議員の主張は、刈谷直治氏の意志を捏造したものであること言うことが出来るだろう。
 
 
 
 

◆戦後責任ドットコム◆
http://d.hatena.ne.jp/dotcom-sengo/
 映画『靖国 YASUKUNI』問題の記事は、戦後責任ドットコムにて!
 問題の発端となった『週刊新潮』の記事や、刈谷直治氏の真意を伝える『アエラ』の記事も掲載中!

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チャンネル桜『南京の真実』試写会レポート K-K@戦後責任ドットコム

2008/01/28 22:21

 

 チャンネル桜製作の映画『南京の真実』試写会に行ってきましたので、その時の模様と感想などを書いてみたいと思います。
 
 
 試写会の会場は、東京・有楽町の「よみうりホール」でした。このホールの客席数1100人あるとのことですが、映画が始まる直前にはほぼ満席となっていました。無料だったというのも、この大入りの原因の一つなのでしょう。客層は、中高年層が8~9割程度という印象を受けました。
 午後5時30分から、舞台挨拶が始まり、チャンネル桜のアナウンサーの女性が司会となり、水島総監督ほか、俳優・女優たちが舞台に登り挨拶を行い、その後、衆議院議員の山谷えり子氏、元外交官の岡崎久彦氏が舞台で祝辞を述べました。
 映画は定刻の6時から始まりました。
 
 
■映画の内容について
 映画の内容は、7人のA級戦犯(土肥原賢二、松井石根、東條英樹、武藤章、木村兵太郎、広田弘毅、板垣征四郎)が、死刑執行が言い渡されてから刑が執行されるまでの24時間をどう生きたかを、花山教誨師の視点で描くものです。
 それぞれの戦犯達が、花山教誨師との面談を通し、過去の自分達の行為、残される家族たちを思い、死にどう向き合ったのかを描いています。
 花山信勝氏が巣鴨プリズンで教誨師をしていた時のことを書いた著作である『平和の発見 巣鴨の生と死の記録』などが、おそらくは、この脚本の基となったのではないかと思います。
 そういう意味では、ストーリーとしては特別に奇をてらった部分はなく、全体的に平凡な印象を受けました。
 
 水島氏は舞台挨拶で、舞台セットに力を入れたと述べていましたが、確かにその通りでした。巣鴨プリズン内の様子、各戦犯たちの部屋も、それぞれ違う造りとなっており、相当、詳細に調べ、作ってあるように見受けられました。ただ、使っていた小物類、例えば戦犯たちが使っていた食器(おそらくアルマイト製)や、米軍憲兵がかぶっていていたヘルメットが、余りにも新品のように輝いているところは、リアリティー性に欠けるのではないかと思いました。
 
 また、俳優もなかなかの実力派ぞろいで、個々にその演技力を発揮していたように思われます。
 ただし、広田弘毅の妻(烏丸せつこ)と松井石根の妻(上村香子)が出てきますが、彼女達の演技力は別として、この配役は必要ないものだと思いました。ほとんど、これら女優たちが演じている部分は、ストーリーとは関係ない部分です。
 この配役の意図は、おそらくは、単なる「華」を添えるという意味だったのでしょう。水島氏は舞台挨拶で、エンターテイメント性を排したと言っていたと記憶していますが、その様な言葉に反し、このような配役をするところに、監督の俗っぽさを感じてしまうのは、私だけでしょうか?
 
 その他、気になった部分をいくつか書いてみたいと思います。
 
 まず、観ていて退屈だったのは、セリフが文章調だったことです。先ほど書いたように、このドラマのネタ元は、おそらく花山信勝氏の著書だと思われますが、このような資料に依拠することは良いとしても、もう少しセリフ廻しに気を配った方が良かったのではないでしょうか?
 
 また、戦犯たちの心理描写が平面的だったと思います。これも、依拠した資料に依存しすぎであることが原因なのではないかと思いました。せっかく、映画という手法を用いるのであれば、花山教誨師に見せなかった戦犯たちの心理的葛藤を、もっと踏み込んで描き出してもよかったと思います。
 ただ、この映画が右翼的心情を慰撫することを目的の一つであることを考えると、踏み込んで描くことより、表面的な「潔さ」を描くことの方が、目的に合致するのかも知れません。これは、右翼映画の宿命と言えるのでしょうか…。
 
 映画のところどころに、能楽の登場人物が出てきます。これは、最後の方で、処刑された七名の魂と符合して幻想的に表現されることになります。この部分は、この映画の中でも、独自性のある表現手法をとった部分で、水島氏も力を入れていたように思えます。観ていて、そのような意図は掴めるのですが、如何せんながら、映像の撮り方などは陳腐なものとなっており、奇抜な意図と技術力の無さとのコントラストが少々気になりました。
 
 
■南京大虐殺否定論
 この映画の最も重要な点、つまり、南京大虐殺否定論を如何に表現したかを書いておきましょう。
 
 この映画で、南京大虐殺と関係してくる部分は、非常に少ないものでした。おそらく、合わせても20分に満たないものだったでしょう。
 
 まず、映画の最初の方に、東京大空襲、広島・長崎原爆の映像や写真を流し、被害の悲惨さを強調した上で、「原爆が落とされ、広島長崎三十万人が虐殺された日、戦後日本と「南京大虐殺の嘘」が始まった」という字幕がされました。
 これは、アメリカは、大空襲や原爆の非人道的な行為を隠蔽する為に、より非人道的な犯罪行為として南京大虐殺が作られたという主張したいのでしょう。
 このような考え方は、江藤淳が書いた「WGIP=War Guilt Information Program(「日本国民に敗戦の事実を受容させ、各層の日本人に、彼らの敗北と戦争に関する罪、現在および将来の日本の苦難と窮乏に対する軍国主義者の責任、連合国の軍事占領の理由と目的を、周知徹底せしめること」『閉された言語空間』(文芸春秋・1989年))」につながる考え方として、ネット上でしばしば見ることが出来ます。
 しかし、一般的な南京事件否定論からすれば、南京大虐殺は中国が作り出したプロパガンダということですから、このアメリカ捏造説とは一線を画すものがあると思われます。 ただし、中国捏造説にしても、アメリカ捏造説にしても、学術的な実証性はほとんどないというのが現状ですので、いずれを主張したとしても、所詮は学問研究の成果というに値しない「否定論」でしかありません。
 
 次に、南京大虐殺について描かれているのは、花山教誨師と松井石根との対話の中です。ここで、松井の発言として否定論が展開されます。これは、花山『平和の発見』の内容をそのまま語らせているようでした。
 ただし、花山『平和の発見』では、松井が、南京での日本軍の振る舞いを恥じていたこと、慰霊祭で部下の暴行行為などに対し泣いて叱ったことなどについては、まったく触れていませんでした※。否定論としては、非常に稚拙な手法だと思われます。 
※資料:軍人の発言に見る「南京事件
http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html#matuiiwane
 
 松井の発言を引き継ぐ形で、否定論が展開されていきます。と言っても、字幕で「国際連盟で、中国は死者数を2万人と主張した」「中国政府は300回の記者会見を開いたが、南京大虐殺について何も語らなかった」などとお決まりの否定論フレーズをした後に、東宝映画「南京」の映像、つまり「平和」な当時の南京を映した映像をひたすら流すというものです。さすがに、この程度のものを見せられては、閉口してしまいます。
 
 この映画で描かれている南京大虐殺否定論とは、この程度のものでした。これだけ大掛かりな映画を作りながら、本来の主題がこの程度では、悪く言うならば「詐欺」と言われても仕方ないと思ってしまいました。
 
 この映画の製作意図は、チラシによると以下のようなものだということです。
『誤った歴史認識に基づく反日プロパガンダ映画によって、「大虐殺」なる歴史の捏造が”真実”として、世界の共通認識とされる恐れがあります。「情報戦戦争勃発」ともいえるこの危機的事態に、私達は大同団結し、いわれ無き汚名を払拭し、誤った歴史認識を是正すべく南京攻略戦の正確な検証と真実を全世界に伝える映画制作を開始致しました。』(「南京の真実 第一部 七人の死刑囚」チラシより)
 この映画の目的は「南京攻略戦の正確な検証と真実を全世界に伝える」ことだということですが、しかし、この映画を見る限り、南京攻略戦の「正確な検証」も「正確な…真実」も伝わってきませんし、この映画を理解できるのは世界広しといえども日本人のごく一部だけでしょう。
 
 そういう意味では、この水島氏が監督を務めたことは、結果として良いことだったと思います。今後もぜひ、頑張って金銭と労力を浪費して戴きたいものです。
 
 
▼戦後責任ドットコム
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南京事件70周年国際シンポジウム 「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を」

2007/12/14 00:38

 

南京事件70周年国際シンポジウム 「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を」

【主催】
南京事件70周年国際シンポジウム実行委員会
明治大学軍縮平和研究所

【テーマ】
「過去と向き合い、東アジアの和解と平和を」

【日時】
2007年12月15日(土)・16日(日)

【会場】
明治大学駿河台校舎・リバティタワー
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

【参加協力券】
一般:2日間 2500円、大学生・高校生:1500円
当日:一般 1日日1500円、2日目1500円
   学生 1日目1000円、2日目1000円

◆15日(土) 10時開会
会場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー6階 1068号教室

        
  • 開会挨拶 福田邦夫(明治大学軍縮平和研究所長)  
  •     
  • 記念講演 マーク・セルデンさん(コーネル大学教授) 10:15-12:00  
  •     
  • パネル1 「戦争被害・加害の事実と和解」 13:15-15:15                   
              
    • 第一部:映像「向き合う強制連行の被害者と加害者(仮題)」 加害証言 小山一郎、被害証言 中国人山東省)           
    •         
    • 第二部:報告「判決で戦争被害・加害はどう認定されたか」中国人戦争被害者賠償請求弁護団           
    •         
    • 第三部:パネルディスカッション「最高裁判決と解決の道」 パネリスト:井上久士(駿河台大学)、小山一郎(元中帰連・元日本軍兵士)・聶莉莉 (東京女子大学) ほか      
    •     
        
  •     
  • パネル2 「なぜ南京大虐殺が起きたのか」15:45-17:15
            対談 吉田裕一橋大学)×能川元一(南京事件70周年国際シンポジウム実行委員会)   

◆16日(日) 9時30分開会
会場:明治大学駿河台校舎・リバティタワー1階 1011号教室

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特集 夏淑琴さん名誉毀損裁判(戦後責任ドットコム)

2007/12/06 00:07

 

戦後責任ドットコムよりお知らせです。
 

先般、夏淑琴さんの名誉毀損裁判の判決が出て、目出度く原告・夏淑琴さんのほぼ全面勝利を収めました。
戦後責任ドットコムでは、この勝利判決を記念して裁判の特集を組みましたのでお知らせを致します。

 
また、同時に資料「第9連隊第11中隊陣中日誌 昭和12年8月24日~13年4月23日(抜粋)」を掲載しました。
同資料は未公開資料であり、百人斬り競争を行った野田巌・向井敏明両少尉が所属していた第9連隊関連部隊の陣中日誌として、資料的価値が高いものと考えられます。
特に百人斬り競争の証明の重要な根拠の執筆者である望月五三郎氏の名前も明記されています。

 
特集ともどもご覧になってください。

 
◆戦後責任ドットコム
http://sengosekinin.peacefully.jp/
◆戦後責任ドットコム ブログ!
http://d.hatena.ne.jp/dotcom-sengo/

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「学問成果に値しない」東中野修道氏の公演レポート

2007/11/24 23:54

 

  11月17日土曜日、午後6時~8時に、東京都文京区の本駒込地域センターで、自由主義史観研究会の主催「南京事件研究の第一人者が語る歴史の真実 南京神話を追撃する」と題して、東中野修道氏(亜細亜大学教授)の講演会が行われました。
 南京大虐殺の70周年に当る年であり、また、主催が歴史修正主義の有力組織であることから、多数の参加者があるものと予想していましたが、会場定員 200名のうち、参加者は50名程度という寒々しいものでした。また、参加者のほとんどが60歳以上の年配者であり、40歳以下は2~3名程度しかいなかったこと、自由主義史観研究会のスタッフも3名程度だったことなどが印象的でした。司会は、研究会代表の藤岡信勝氏(拓植大学教授)が行いました。
 東中野氏は、まず、南京大虐殺研究をはじめる切欠を簡単に話した後、本題の否定論を語り出しました。以下、東中野氏の講演内容の要点をまとめたものです。項目名は、筆者が適宜付けさせていただきました。

【講演要旨】
1.東中野氏、大虐殺派、秦郁彦氏の研究の違い
 自身の研究は座標軸の中心に「一次資料」に据えたものであるが、「大虐殺派」は東京裁判に提出された埋葬記録を座標軸の中心に据えたものである。しかし、東京裁判で提出された埋葬記録(紅卍字会、崇善堂)のうち、紅卍字会は当時の記録が残っているが、崇善堂は当時、埋葬を行ったという記録が存在しない。「大虐殺派」は、「崇善堂が埋葬したという、当時の記録を出してこなければいけない。むしろ、崇善堂は開店休業中であったという記録があった」、「だから、東京裁判の埋葬記録を座標軸におく議論は成り立たない」と主張する。
 一方、秦郁彦氏は、「ベイツ教授の証言を座標軸の中心に据えているように思える」が、ベイツ教授が東京裁判で証言した虐殺数4万人説(市民1万人、兵士3万人)は、当時、刊行された文書の中で5回に渡って削除され、その文書にベイツ自身がサインをしている。したがって、当時からベイツ教授自身は4万人説を否定しているのである。
 「秦先生は、市民が1万人殺されたという根拠を出さなければいけない。秦説には、市民殺害の根拠はない」。

2.人口論
 シャルフェンベルグ(ドイツ大使館事務局長)、ミニー・ボートリンの記録や、陥落する5日前に中国軍から安全地帯外に避難しない者は射殺するという中国軍の命令もあり、安全地帯の外には食料がないことなどから、安全地帯の外は無人だった。
 当時の市民の人口は、陥落直前20万、陥落10日後20万、陥落1ヵ月後25万。市民が1万人殺されたという記録はない。むしろ人口は増えている。これらは、国際委員会の資料により明らかになっている。秦説は根拠がない。

3.兵士殺害
 当時、捕虜殺害を主張した人は誰もいない。捕虜とはPOW(戦時捕虜)であり、誰でもがなれるものではない。正規兵以外では、ハーグ陸戦規則第1条に規定された民兵・義勇兵が捕虜待遇を受けることが出来る。しかし、便衣兵は「不法戦闘員」であり、捕虜にはなれない。
 秦氏は『南京事件 増補版』(中公新書、2007年)で、立作太郎『戦時国際法論』(1931年)の「全然審問を行わずして処罰をなすことは、現時の国際法規上禁ぜらるる所」という文章を根拠として、便衣兵処刑を違法と主張する。
 しかし、この立作太郎の文章の主語は「戦争犯罪人」「戦争犯罪」であるが、便衣兵は不法戦闘員であり「戦争犯罪人」ではない。
 立はその著書で、「戦争犯罪」の類型として5つの類型挙げているが、そのどれにも該当しない。吉田裕氏(一橋大学教授)は、立が挙げた5つの戦争犯罪類型のうち5番目の「その他」に該当すると主張したが、交戦者資格は戦争法規の最も重要な部分であると言われているにも関わらず、犯罪類型として「その他」に該当するはずがない。
 したがって、便衣兵は、戦争犯罪人ではなく、ましてや捕虜でもないので、裁判を行う必要はない。
 秦氏は、この点でも勘違いをしている。

4.当時の記録
 当時の外交官や中国側の記録では、南京陥落時の非行として掠奪・強姦のみしか指摘されておらず、目撃された強姦17件、掠奪は26件、放火1件であり、一方で虐殺は記録されていない。
 「南京の大使館も、大使館つき武官も、国際委員会も、国民党政府も同中央宣伝部も、上海の外国人記者も、誰一人として南京大虐殺と言った人はいない。」

 国民党の機関紙である『中央日報』は、南京陥落1周年の時に南京で20万虐殺があったと書いたが、本当に虐殺があったのであれば、それまでに何回も書いたはずである。
 南京陥落から漢口陥落までの約10ヶ月間に300回の記者会見を開いたにも関わらず、南京大虐殺について発表もせず、外国人記者からも質問も出ていない。
 南京大虐殺は戦争プロパガンダであり、事実ではないからである。

 当時の、その時、そこで関係者が作った記録に基づいて考えていけば、南京で大虐殺があったという記録がなかったから、南京大虐殺はなかったと言わざるを得ない。

5.各個の捕虜殺害ケース

(1)12月14日、第6師団歩兵45連隊第2大隊は、下関で5000名の中国兵を捕らえたが、これらはその場で解放した。
 虐殺を主張する人達は、この捕虜が行方不明となったから殺されたと主張するが、それは違う。殺されれば死体として残るはず。それが行方不明となったということは、捕らえられた中国兵は何処かに行ったのであり、殺されていないということである。

(2)第114師団歩兵66連隊は、12月12日、中華門で捕虜を捕らえたが、その時、激戦の最中に捕虜に食事を与えている。そして、翌日、12月13日にその捕虜を処刑する。これは、当初、城門が破壊すれば抵抗はなくなる、そうなれば捕虜を解放できると思い、捕虜に食事を与えたものの、13日に大激戦(例えば、12月13日午前6時ぐらい、中華門北西方面の新河鎮・上河鎮附近で2万の中国軍に45連隊11中隊160名が襲われ、中隊長以下十数名が戦死した)となったため、やむなく処刑した。

(3)中山門附近は、第16師団が戦闘を行っていた。門東方の紫金山では、33連隊や9連隊の兵士たちが、投降兵から手榴弾を投げられて負傷する。
 小原孝太郎の陣中日誌によれば、12月13日夕方に馬群で輜重隊が中国兵に襲われ、翌日も輜重隊は襲われ、70名の戦死者を出す。このとき、中国兵数名を捕らえたが、これらは射殺された。これは、捕らえられた中国兵が暴れた為と推測される。
 戦時国際法学者の信夫淳平は、ハレックの説に基づいて、給養することもできず、宣誓の上の解放もできない場合、最後の手段を取ってもよい、と書いている。このケースが、これに該当する。

(4)12月14日正午、堯化門において、中国兵7000名が投降する。その7時間前に、16師団では、「旅団の指示あるまで捕虜を受け付けるのを許さない」という命令が出ている。これを捕虜皆殺し命令だと、拡大解釈する人がいる。
 しかし、それは間違いである。「捕虜を受けるを許さない」と言っているだけで、殺せとは言っていない。当時は大激戦(例えば師団司令部附近での敵襲、仙鶴門では13日午前1時から午後6時まで激戦を行っていた)の最中であり、中国軍の動向が不明なので、捕虜を受け付けることを許さないで止まった命令である。臨機応変にその場の状況に応じることを求めた、差し迫った危難を回避する為の緊急避難的命令だった。
 もし、殺害命令であったとするならば、その7時間後に、堯化門で7000名の中国兵が投降してきた場合はすぐに処刑されたはずだが、これらは武装解除後に南京城内へ移送される。
 秦氏によると、堯化門の7000名の捕虜のその後は分からないというが、小原幸太郎が13日に下関で苦力として働いているところを目撃している。堯化門の捕虜は殺害されていないのである。

(5)12月13日午後2時半、下関港では33連隊が逃げる敵兵を殺戮した。これは、無慈悲であるという批判を受けているが、当時、揚子江下流には、第 13艦隊の砲艦が南京を目指して遡上していたところ、両岸から敵の猛攻撃を受けていた。つまり、すぐ先で激戦が行われており、33連隊は戦闘中だった、逃げる敵兵を殺害するのは当然である。

(6)山田支隊の幕府山の捕虜殺害。まず、動かせない事実として、
1)中央宣伝部は日本の新聞を全部分析していたので、大阪朝日新聞に掲載された幕府山の捕虜の件は知っていたはず
2)幕府山の捕虜は1万5000名だったが、女・子供を帰して8000となった。12月14日・15日と捕虜が放火し、日本軍は消火をしたが、4000名の捕虜が逃げた。
3)中国軍に帰還した捕虜は、捕虜が殺されていること、そして、まだ残りの捕虜がいることを報告したと推測される。にも関わらず、国民党中央宣伝部は、幕府山の捕虜虐殺について一言も触れていない
4)東京裁判でも幕府山については一言も触れていない

 山田支隊長は、12月15日、本間騎兵少尉を南京城へ走らせるが、そこで「皆殺せとのこと、各隊食料無く困窮する」と言われる。この時、南京城内にいたのは第16師団のみである。第16師団が指揮下にない山田支隊に命令を下すはずがないので、この「皆殺せ・・・」というのは、参考までに答えたものである。

 殺害が行われた12月17日当時、幕府山の周辺は、山田支隊第65連隊の歩哨が襲撃され負傷しているような交戦中の状況にあった。したがって、捕虜の解放はできない、連行もできない。ましてや、死体の処理も出来ないのだから、殺すこともできない。一方で、第13師団司令部から揚子江を渡るように命令が出ている。
 そこで、12月17日、夜中に草鞋洲に渡そうとした。しかし、渡す途中に草鞋洲から銃撃を受け、その銃声に動揺した捕虜が暴れだし、やむなく撃ち殺すことになった、というのが真相である。
 この殺害の計画性がない根拠に、殺すのであればわざわざ暗い夜に連行するはずはない、真っ暗で射殺することは出来ない、同時に同一場所に大量の捕虜を連れて行くはずがない。

 飯沼守(上海派遣軍参謀長)は、「相当多数を同時に同一場所に連行したため、彼らに騒がれ、ついに機関銃の射撃の乱射、日本軍の死傷者が出たという噂がある」と書いているが、もし、派遣軍司令部が命令を出していたならば、結果を報告していたはずであり、「噂がある」などという文章は書かない。「ついに」とは、釈放しようとしたのだが、とうとう、捕虜の逆襲にあって「ついに」やむなく機関銃を発射したということである。したがって、命令は出ていなかった。

7.捕虜の兵民分離
 秦氏の説によれば、捕虜の中に市民がいた、あるいは捕虜と便衣兵がおり、区別しなかったのが悪い、という考えがあるが、第7連隊の仕官によれば、摘出した捕虜を台上に立たせ、市民に公開し、家族などにより区別させていた事実がある。また、軍帽の跡、目つきの鋭さ、などを基準としていた区別をしていた。これらは、捕虜の処刑ではなく、不法戦闘員の処刑なので問題ない。

 以上が、大まかな講演の要旨です。全体の印象として、非常に秦郁彦氏を意識した内容となっています。今年の7月に出た秦氏の『南京事件 増補版』(中公新書)に、東中野氏を含む「まぼろし派」に対する批判が書かれていることを根に持っているのではないかと思われます。
 しかし、それ以上に印象的なのは、東中野氏の主張が、より一層支離滅裂となって来たところです。今までに批判されて来た主張を繰り返す、文章の曲解、以前に示した見解を説明もなく翻すなど、およそ学者とは思えないような主張のオンパレードです。
 先日、夏淑琴さん名誉毀損訴訟の地裁判決において、「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というには値しない」と断じられましたが、今回の講演で聞いた主張のほとんどは、「学問研究の成果というには値しない」ものだと言えるでしょう(なお、各論に関しては、後日、反論していこうと思っています)。
 東中野氏も、この程度のことしか言えないようでは、新たな否定論の論客として注目されつつある北村稔氏に、否定論第一人者の立場を奪われるのも時間の問題ではないでしょうか?南京大虐殺否定論の転機が見ることが出来たという意味では、意義のあった講演会だったと思いました。


※この文章は「戦後責任ドットコムブログ」にも掲載されています。
http://d.hatena.ne.jp/dotcom-sengo/

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11 月 2 日夏淑琴さん名誉毀損訴訟、判決!

2007/10/28 22:35

 

南京への道・史実を守る会より、夏淑琴さん名誉毀損訴訟の判決日をお知らせします。
その翌日には、夏淑琴さんをお招きして報告集会を開催します。
 


===   夏淑琴さん名誉毀損訴訟・判決   ===
日時: 11月2日金曜日午後4時30分
場所: 東京地方裁判所 709号法廷(前回と同じ)
事件番号: 平成18年(ワ)第9972号 損害賠償等請求事件

※傍聴席40人分  30分ほど前から抽選券配布の見込み
※3時50分より原告の夏淑琴さん、弁護団、支援者で入廷行進を行う予定

(地図)
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html
(傍聴券交付情報)
http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15
※当日、判決発表後、地裁前で判決説明会を行います。





~ 南京事件から70年 ~ 
 史 実 は 勝 つ !
南京事件被害者夏淑琴さんをお迎えして


日時: 11月3日土曜日午後1時30分開場 2時開演
場所: 江東区総合区民センター6F 区民館ホール
参加費: 500円
(地図)

http://www.kcf.or.jp/009map/kumin_map.html
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.68564306&lon=139.83078&p=%C1%ED%B9%E7%B6%E8%CC%B1%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC
JR総武線・亀戸駅より 徒歩15分
・都営地下鉄新宿線・西大島駅A4出口より 徒歩1分
※「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館」の朱成山館長もお招きする予定です。 

日本兵に家族を殺された夏淑琴さんが、「否定派」として有名な東中野氏と展転社に対し、損害賠償と謝罪を求めて争っているこの裁判は、昨年6月の第1回公判以来7回の口頭弁論が行われ、ようやく判決を迎えることになりました。7月27日の第7回(最終)口頭弁論の傍聴の抽選は、傍聴席40に対し抽選券の発行は26枚という寂しい人数でしたので、判決日は是非多くの方々に集まっていただきたいと願います。翌日の報告集会も是非ご参加下さい。
 
1937 年12月13日、南京の新路口付近に住んでいた夏淑琴さんの9人の家族は、侵入してきた日本兵によって7人を殺害され、夏さん自身も背中や脇腹を銃剣で傷つけられました(これは「新路口事件」と呼ばれています)。当時南京在住のアメリカ人宣教師ジョン・マギーは事件の現場を調査し撮影フィルムとその解説文(英文)を残しています。
しかし亜細亜大学教授・東中野修道氏は著書の「『南京虐殺』の徹底検証」(展転社)の中で、
「夏家の『七、八歳になる妹』は銃剣で刺し殺されたことになっている、すなわち夏淑琴さんはこの事件の生存者ではない」
という主張を行いました。つまり夏さんは偽の証言者であると、記述したことになります。
この東中野氏の推測の元となったものは(恐らくは意図的な)誤訳です。氏は「bayonet」という動詞を「銃剣で刺し殺す」と訳しましたが、これには「銃剣で突き刺す」という意味もあり、必ずしも殺害を意味するものではありません。しかも氏の解釈では12月13日に刺し殺されたはずの「七、八歳になる妹」が、年が明けてから「ドアのところに立って」いるところをマギーに撮影されているのです。氏の解釈はこの部分を無視して創作されたものであり、事実を無視した誹謗中傷に他なりません。
 
被告側(東中野氏の弁護側)はこの指摘に対し過ちを認めるどころか、多くの準備書面を提出し「名誉毀損に値する記述ではない」「夏淑琴さんは事件の被害者とは別人だという判断も妥当である」「新路口事件の証拠がない」などと主張してきました。
それらは氏の従来の主張を繰り返すようなものでしたが、原告側(夏さん支援側)は一つずつ反論を積み重ねました。被告側が提出した原文が不明な邦訳文献については、数多くの資料を収集しなぜそのような記述が生まれたのか解明しました。どちらの主張に妥当性があるかは一目瞭然でしょう。
 
戦争犯罪の被害者・証言者の名誉を守り、歴史の事実を正しく伝えるためにも、この裁判に勝たなくてはなりません。その為にも一人でも多くの方々に集まっていただきたいのでよろしくお願います。(事務局高橋)
 

※東中野氏の主張の問題点については、これらのサイトで詳しく論じられています。
 
南京大虐殺 論点と検証
http://wiki.livedoor.jp/kknanking/d/%c6%ee%b5%fe%c2%e7%b5%d4%bb%a6%a1%a1%cf%c0%c5%c0%a4%c8%b8%a1%be%da
夏淑琴さんは「ニセ証人」か?-東中野修道氏『SAPIO』論稿をめぐって-
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/kashukukinsapio.html
続・夏淑琴さんは「ニセ証人」か?-東中野修道氏『「南京虐殺」の徹底検証』を検証する-
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/tetteikenshou.html
 

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